主な要点:
- CLSAは、香港上場のギガデバイスの目標株価を538香港ドルに引き上げました。これは従来の目標から20%の上振れを意味します。
- この引き上げは、ギガデバイスの第1四半期純利益が前年同期比523%増の14億6,100万人民元に急増したことを受けたものです。
- 同社は、強力なメモリサイクルとDRAM価格の上昇を、投資判断「アウトパフォーム」継続の主な要因として挙げています。
主な要点:

CLSAは、半導体メーカーのギガデバイス・セミコンダクター(03986.HK)の第1四半期純利益が523%増となり、同社の予想を大幅に上回ったことを受け、目標株価を引き上げました。
CLSAはレポートの中で、「同社はメモリサイクルの主要な受益者である」と述べ、投資判断「アウトパフォーム」を維持しました。同社は、ギガデバイスがウェハーコストの上昇を上回るDRAM価格の上昇から利益を得るのに有利な立場にあると見ています。
このメモリチップ設計会社の第1四半期の純利益は、好調な売上総利益率に支えられ、CLSAの予想を21%上回る14億6,100万人民元に達しました。これを受け、同証券はギガデバイスの2026年、2027年、2028年の利益予想をそれぞれ20%、20%、17%引き上げました。新しい予想では、2026年の純利益を82億人民元、2027年を85億人民元としています。
CLSAは、香港上場のH株に対する目標株価を449香港ドルから538香港ドルに引き上げました。上海上場のA株(603986.SH)の目標も333.5人民元から399.5人民元に引き上げられました。
ギガデバイスの好調な業績は、人工知能(AI)需要に後押しされた半導体業界全体の好転を背景としています。最近のサムスンの決算では、AIブームによるメモリチップへの影響で利益が急増したことが示されました。同様に、アルファベット傘下のグーグルも、AIを成長と検索クエリ数の主要な原動力として挙げ、好調な四半期決算を報告しています。
目標株価の引き上げは、CLSAがこの勢いが年内を通じて継続すると予想していることを示唆しています。投資家は、好調な売上総利益率とメモリサイクルからの恩恵が維持されるかどうかを確認するため、次回の決算発表に注目するでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。