主なポイント:
- Yooldo Gamesは、外部のマーケットメーカーが5月25日に無許可で1億9800万のESPORTSトークンを売却したと非難。
- この暴落によりトークンの時価総額は1億1000万ドル以上が消失し、ESPORTSは現在0.02556ドルで取引されている。
- コミュニティの懐疑的な見方は根強く、オンチェーンの証拠がチームウォレットと売り浴びせを関連付けているとの主張もある。
主なポイント:

Yooldo Gamesは、ESPORTSトークンの93%暴落について外部のマーケットメーカーを公式に非難したが、コミュニティからは強い懐疑の目が向けられている。
Yooldo Gamesは、外部のマーケットメイキングパートナーが5月25日に無許可で約1億9800万のESPORTSトークンを売却し、トークンの時価総額から1億1000万ドル以上を消失させたと発表した。
「当社と締結した契約に反する行為を行ったパートナーが1社存在することを確認しており、当時の売り浴びせの大部分はこの企業によるものとみている」と、Yooldo Gamesは7月2日にX(旧Twitter)上で声明を発表した。
チームは、トークンが複数のウォレット、カウンターパーティー、取引所を経由したため、資金の全容を追跡することは困難であると述べている。この暴落により、トークンの価値は1日で93%消失。CoinGeckoによると、ESPORTSは現在0.02556ドルで取引されており、過去24時間で10.26%下落している。時価総額は1617万ドル、日次取引高は293万ドルとなっている。
この声明は、暴落以来、Yooldoが公に行った中で最も詳細な説明だが、パートナー名の特定や、特定のウォレットと不正行為を結びつけるオンチェーンの証明は示されていない。買い戻しとゲームアップデートは約束されたものの未実施であり、今後数週間でプロジェクトが信頼を回復できるか、あるいは保有者が離脱を続けるかが試されることになる。
コミュニティの根深い懐疑論
7月2日の投稿への返信では、この説明を「外部委託先への責任転嫁」とする見方が相次ぎ、一部のユーザーは5月25日のイベントにおけるオンチェーン証拠がチーム関連のマルチシグウォレットを示唆していると指摘。Yooldoの声明はこれらの疑惑に直接言及していない。Linea上に構築され、Catze Labsが開発した本プロジェクトは、事務所に在籍する従業員がごくわずかであるとの報道を受けて、これまでも運営の透明性に疑問が持たれていた。
今回の声明は暴落以来、2度目の公式発表となる。5月25日、Yooldoは原因を明かさずに価格変動を認めた。6月22日にはより詳細な説明を予告し、それが7月2日の声明という形で発表された。この遅延が、初期段階でのラグプル疑惑をさらに煽ることとなった。
今後の注目点
Yooldoは取引所と協力してさらなる調査を進めており、流動性支援策を開始するとともに、新たな長期パートナーの獲得を計画していると述べている。また、新たなゲームアップデートや追加の買い戻し発表といった今後のカタリストも予告している。トレーダーが注視すべき主要なデータポイントとしては、名指しされたマーケットメイキングパートナーからの確認または否定の表明、1億9800万トークンの最終的な行き先を示すオンチェーンウォレットの追跡、そして約束された買い戻しのタイミングと規模が挙げられる。
ESPORTSトークンは依然として以前のピークを大きく下回って推移しており、5月の暴落後の継続的な売り圧力を反映している。今回の一件は、外部のマーケットメイキングパートナーに依存するトークンが、限られた監視と透明性のもとで直面するリスクを浮き彫りにしている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。