- シャオミの新型電気自動車「SU7」は、3月19日の発売以来、7万台以上の確定注文を獲得しました。
- 21万9900元から30万3900元(約3.04万〜4.2万ドル)の価格設定により、SU7は中国のEV市場で続く価格競争を激化させています。
- 4月の納車台数が3万台を超えるなど、好調な需要は、このスマートフォンメーカーによる多額の費用を投じた自動車事業に対する投資家の信頼を強めています。
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(P1) 中国のスマートフォンメーカー、シャオミ(Xiaomi Corp.)初の電気自動車は、発売から2カ月で7万台以上の注文を獲得しました。これは、世界最大の自動車市場における激しい価格競争にさらなる拍車をかける強力なパフォーマンスです。21万9900元から30万3900元(約3.04万ドルから4.2万ドル)の価格設定のSU7セダンは、比亜迪(BYD Co.)や蔚来(Nio Inc.)といった既存のEVメーカーに挑む形となります。
(P2) ドルビー・ラボラトリーズ(Dolby Laboratories)のケビン・ヤーマンCEOは、最近の決算発表で、車両が質の高いエンターテインメント空間になりつつあるという業界の幅広いトレンドについて、「自動車分野にとって大きな四半期でした」と述べました。シャオミについて直接言及したわけではありませんが、彼の発言は、シャオミが家電分野での経験を活かして競争している分野である、中国の新型EVの技術重視の傾向を反映しています。
(P3) シャオミは3月19日の発売後、5月2日に7万台という受注数を公表しました。同社は4月に3万台以上のSU7を納車したと報告しており、これにより今年最初の4カ月間の累計納車台数は前年同期比12%増の10.9万台を超えました。ロイター通信の最近の分析によると、SU7の成功は、政府の奨励による過剰生産が引き起こした価格競争に多くの中国EVメーカーが巻き込まれている中で達成されました。
(P4) 好調な初期受注は、シャオミの野心的で資本集約的なEV進出に対する投資家の信頼を大きく後押しするものです。この需要は、スマートフォンのドルビーとの提携などで培った家電技術の専門知識を自動車分野に統合するという同社の戦略の正当性を証明しています。今後の大きな課題は、需要に応えるための生産規模の拡大と、現代自動車のようなライバルがすでに高度な技術機能を備えた量販モデルを投入している超競争的な市場を勝ち抜くことです。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。