主なポイント
- モルガン・スタンレーは、シャオミ(01810.HK)の格付けを「オーバーウェイト」に据え置き、目標株価を45香港ドルに設定しました。
- 同銀は、第1四半期のスマートフォン平均販売価格(ASP)が過去最高を記録し、売上高総利益率も予想を上回ると予測しています。
- この予測は、第1四半期のスマートフォン出荷台数が前年同期比19%減の3380万台に落ち込んだにもかかわらず発表されました。

モルガン・スタンレーは、シャオミ(Xiaomi Corp. 01810.HK)の格付けを「オーバーウェイト」に据え置き、出荷台数が前年同期比で19%減少したにもかかわらず、第1四半期のスマートフォン売上高総利益率が予想を上回るとの予測を示しました。
モルガン・スタンレーは調査レポートの中で、「出荷台数の減少は主に同社の製品構成の最適化戦略によるものだ」と述べ、低価格製品を積極的に削減したことが平均販売価格(ASP)を過去最高に引き上げる要因になると付け加えました。
同銀の見通しは、メモリコストの急騰がシャオミの第1四半期の利益率を圧迫するという一般的な市場の予想に反するものです。レポートでは、香港上場株の目標株価を45香港ドルに維持しました。
モルガン・スタンレーのメモは、シャオミの第1四半期における3380万台という出荷台数に関する見方を再定義しています。前年同期比19%の減少はAndroidの競合他社と比較すると急激に見えますが、同銀はこれを需要の減退ではなく、より高価値なデバイスへの戦略的転換が成功した証拠であると捉えています。
レポートは、投資家は表面的な出荷台数の減少に惑わされず、収益性に注目すべきだと示唆しています。コスト圧力を価格に転嫁し、製品構成を改善することで、シャオミは市場の予想よりも強力な利益率を達成できる位置にあります。
量よりも収益性を重視するこの姿勢は、投資家にとって重要なポイントとなるでしょう。モルガン・スタンレーが予測する過去最高の平均販売価格と利益率の回復力が確認されるかどうか、近く発表される第1四半期の公式決算報告が次の大きなカタリストとなります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。