主なポイント:
- Block & LevitonがWealthfront Corpを証券法違反の疑いで調査
- WLTH株は今年の2回の決算開示後に合計31%下落
- インサイダーは株価が14ドルの時点で数百万株を売却、その後9.85ドルに下落
主なポイント:

Block & Levitonは、フィンテック企業Wealthfront Corp(Nasdaq: WLTH)に対する証券詐欺調査を開始した。同社の株価は今年、2回の決算開示を経て31%下落している。
「同社の預金動向および関連当事者取引に関する開示内容には、深刻な疑問が残る」と、Block & Levitonの広報担当者は月曜日に発表した声明で述べている。
Wealthfrontの株価はまず1月13日に16.8%急落した。同社が発表した2026年第3四半期の純預金流出額は2億800万ドルで、前年同期の8億7400万ドルの流入から急激な反転となった。最高経営責任者(CEO)のDavid Fortunato氏は決算説明会で、この減速は金利低下によるものだと述べ、新たに立ち上げた住宅ローン事業を成長ドライバーとして強調した。Fortunato氏は同事業の95.1%を個人所有していることを明かし、今後の「所有構造の見直しや修正」の可能性に言及した。
株価は6月5日にもさらに14.4%下落した。2026年第1四半期の決算で、純預金が前年比69%減の5億5400万ドルに落ち込んだことが明らかになったためだ。Wealthfrontは売上総利益率が縮小した要因の一部として、「Wealthfront Home Lendingに関連する立ち上げ費用」を挙げている。
インサイダー取引記録によると、株価下落前には大規模な株式売却が行われていた。2025年12月11日、Fortunato氏は間接保有する株式を1株14ドルで1200万ドル分売却。最高財務責任者(CFO)のAlan Imberman氏は140万ドル、最高技術責任者(CTO)のJulien Wetterwald氏は168万ドルを同価格で売却した。役員のKalyan Iyer氏も235万ドルを売却している。Yahoo Financeのデータによれば、インサイダーは総計で830万株を売却し、6770万株を購入。純インサイダー売却額は5930万株に上る。
Frank R. Cruz法律事務所も、Wealthfrontに対する連邦証券法違反の可能性に関する別個の調査を開始している。
今回の調査は、すでに上場来安値付近で取引されている同社株に、さらなる法的リスクを加えるものとなった。Wealthfrontの次の焦点は、8月に予定される2026年第2四半期決算であり、預金流出が安定化したか、あるいは悪化したかが明らかになる見通しである。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。