主なポイント:
- バイキングは第1四半期の売上高が10.5億ドルとなり、予想の10.1億ドルを上回りました。1株当たり利益は12セントの赤字で、予想より小幅な赤字となりました。
- 社長兼最高財務責任者(CFO)のレア・タラクタック氏を新CEOに任命し、創業者のトルステイン・ハーゲン氏は執行会長に退きます。
- 2027年シーズンの事前予約は前年同期比で31%増加しており、2026年の運航分はすでに92%が予約済みです。
主なポイント:

バイキング・ホールディングス(VIK)の株価は、クルーズ運営大手の同社が予想を上回る第1四半期売上高を発表し、経営陣の交代を公表したことを受けて、木曜日に8.2%上昇しました。
バイキングの新たに就任した最高経営責任者(CEO)であるレア・タラクタック氏は声明で、「2026年の予約がほぼ完了したため、焦点は2027年シーズンに移っており、幸先の良いスタートを切っています。2026年と2027年の予約状況は、当社の忠実な顧客層の底堅さを示しています」と述べました。
この高級クルーズラインは、前年同期比17.5%増の10.5億ドルの売上高を報告し、コンセンサス予想の10.1億ドルを上回りました。1株当たり損益は12セントの赤字で、前年同期の24セントの赤字やアナリスト予想の13セントの赤字よりも改善しました。
好調な決算と前向きな見通しを受けてバイキングの株価は急騰し、年初来の上げ幅は25%に達しました。経営陣の交代では、2006年から同社に在籍し、これまで社長兼CFOを務めていたタラクタック氏が、創業者のトルステイン・ハーゲン氏から指揮権を引き継ぎます。ハーゲン氏は執行会長の職に就きます。
バイキングの好業績は、カーニバルやロイヤル・カリビアンといった大手クルーズ運営会社が、地政学的な不安定さや燃料費の高騰という逆風に直面している中で達成されました。同社は、高齢で裕福な旅行者という中心的な客層が底堅いことを示しており、2026年の運航分は現在92%が予約済みであるとしています。
将来に向けて、同社はすでに好調な2027年シーズンに注力しています。2027年の事前予約は、昨年の同時期における2026年シーズンの予約を31%上回っており、需要の持続を示唆しています。
業績ガイダンスは、経営陣がプレミアム旅行セグメントはより広範な経済的圧力に耐えられると確信していることを示唆しています。投資家は、今年後半に発表される第2四半期決算において、予約の好調さが持続するかどうかに注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。