Tencent Holdings(腾讯控股)は6月2日、Stock Connect経由で21億香港ドルのサウスバウンド純売り越しを記録し、当日最大の個別株流出となった。それでも株価は10.5%上昇しており、本土投資家の売りを他のチャネルからの機関投資家の買いが相殺した可能性を示唆する。サウスバウンドの総売買代金は1,518億香港ドルに達し、ネットフローはゼロで着地した。
Tencent Holdings(腾讯控股)は6月2日、Stock Connect経由で21億香港ドルのサウスバウンド純売り越しを記録し、当日最大の個別株流出となった。それでも株価は10.5%上昇しており、本土投資家の売りを他のチャネルからの機関投資家の買いが相殺した可能性を示唆する。サウスバウンドの総売買代金は1,518億香港ドルに達し、ネットフローはゼロで着地した。

Tencent Holdings(0700.HK)は6月2日、Stock Connect経由で21億香港ドルのサウスバウンド純売り越しを記録し、当日最大の資金流出となった。同時に株価は10.5%急騰し、香港ハイテク株の上昇を主導した。
上海経由のStock Connectでは、Tencentが最も活発に取引された銘柄となり、33億香港ドルの最大純流出を記録。一方、深圳経由では12億香港ドルの最大純流入を記録し、地域ごとに投資家の行動が分かれる結果となった。両チャネルを合算した純流出額は21億香港ドルとなった。
その他の主要なサウスバウンド資金フローとしては、中芯国際(Semiconductor Manufacturing International Corp.、0981.HK)への9億5,080万香港ドルの純流入、AKESO Inc.(9926.HK)への3億4,440万香港ドルの純流入、Alibaba Group(9988.HK)への3,200万香港ドルの純流入が挙げられる。売り越し銘柄では、Xiaomi Corp.(1810.HK)が9億1,660万香港ドル、美団(Meituan、3690.HK)が7億1,640万香港ドルの純売り越しを記録した。サウスバウンドの総売買代金は1,518億香港ドルで、全取引額の40.6%を占め、ネットフローはゼロで着地した。
Tencentの株価動向とサウスバウンドの資金フロー方向の乖離は、二層構造の市場を示している。すなわち、本土投資家が利益確定売りを行う一方で、他の買い手が参入している構図だ。株価10.5%の上昇は、香港ハイテク株全般が上昇する中で起きており、Alibabaは6.6%高、美団は9.3%高となった。このパターンは、Stock Connectチャネルを通じた本土投資家の売りにもかかわらず、Tencent株に対する機関投資家の需要は依然として強いことを示唆しており、買い圧力が続けばさらなる上昇を支える可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。