主なポイント:
- サウスバウンド・ストックコネクトでトラッカーファンドから73億香港ドルの純流出
- テンセント、SMIC、華虹半導体が最大の純流入を記録
- 6月29日のサウスバウンド売買代金は合計1,358.9億香港ドルに
主なポイント:
サウスバウンド・ストックコネクトのトレーダーは6月29日、トラッカーファンドから73億香港ドルを引き揚げる一方、テンセントに15億香港ドル、SMICに9億4,830万香港ドルの純流入を振り向けた。
パッシブな指数エクスポージャーから個別ハイテク銘柄への資金シフトは、機関投資家のポジショニング変化を反映しており、シティは最近、中国インターネット株のバリュエーションが底値圏にあり魅力的だと指摘している。
上海レッグでは、テンセント(0700.HK)が9億1,680万香港ドルで最大の純流入を記録する一方、トラッカーファンド(2800.HK)は44億香港ドルの最大の純流出となった。深圳レッグでは、SMIC(0981.HK)が15億香港ドルの純流入でトップとなり、トラッカーファンドからは30億香港ドルが流出した。華虹半導体(1347.HK)には6億1,990万香港ドルの純流入、アリババ(9988.HK)には4億2,730万香港ドルの純流出が見られた。サウスバウンドの総売買代金は1,358.9億香港ドルに達し、純流出はその43.09%を占めた。
ハンセン指数トラッカーからの大幅な資金流出と半導体・インターネット銘柄への集中的な資金流入の乖離は、機関投資家が広範な指数エクスポージャーではなく、個別株ベットへと資金をローテーションしていることを示唆している。このポジショニング変更は、CLSAが618ショッピングフェスティバルの粗流通商品総額(GMV)が前年比わずか1%増にとどまり、Eコマースプラットフォーム間の競争が激化していると報告したことを受けたものだ。空売りデータでは、取引の多い銘柄全体で活発な動きが見られ、テンセントの空売りは21.6億香港ドルで売買代金の15.49%、SMICの空売りは16.4億香港ドルで15.99%を占めた。パッシブ指数商品からの資金シフトは、本土A株市場における広範なトレンドを反映しており、セクターの分散が進む中で、指数連動型よりもアクティブな個別株選択が支持されている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。