主な Takeaways:
- 金曜日、ソフトウェアETFは3.3%上昇、半導体ETFは3.7%下落——7ポイントの乖離
- ON SemiconductorはSynapticsを70億ドルの全株式買収で取得すると発表し、24%急落
- ServiceNow、Workday、AppLovinがそれぞれ6%超上昇し、S&P500の上昇率トップに
主な Takeaways:

半導体からソフトウェア株への待望の資金シフトが金曜日に加速し、両セクターの差は数カ月ぶりの水準に拡大した。
iShares Expanded Tech-Software Sector ETFは3.3%上昇した一方、VanEck Semiconductor ETFは3.7%下落。7ポイントの乖離は、今年のハイテク銘柄の中でも最も急激なセクター・ローテーションの一つとなった。この動きは、AI主導のチップ需要が半導体株を歴史的な高みへ押し上げてきた2026年のトレンドを反転させるものだ。
「市場は、数カ月にわたるAI一方向フローの後、ハードウェアとソフトウェアの相対的価値を再評価している」とEdgenの株式ストラテジスト、サラ・リン氏は述べる。「ソフトウェア銘柄は取り残されてきた。金曜日の動きは、投資家が半導体株の上昇がファンダメンタルズを先取りしすぎていないか問い始めたことを示唆している。」
ServiceNowは8.3%上昇、Workdayは6.9%上昇、AppLovinは7.6%上昇し、S&P500の上昇率上位を占めた。Palantir Technologiesは5.2%上昇し、7日続落をストップした。ソフトウェアETFの上昇率トップ5(Guidewire Software、Intapp、CCC Intelligent Solutions、Tenable Holdings、Life360)はそれぞれ8%超の上昇を記録。BlackBerryは7.3%上昇し、好調な決算を受けた前日の20%急伸をさらに延ばした。
半導体セクターでは、PHLX Semiconductor Indexが4.8%下落。ON Semiconductorは24%急落し、S&P500でワーストのパフォーマンスとなった。同社はモノのインターネット企業Synapticsを約70億ドルの全株式取引で買収することに合意した。Synapticsの株主は、2027年半ばに完了が見込まれる本取引後、合併会社の約12%を保有することになる。ON Semiconductorは第2四半期の財務見通しを再確認したものの、売上高シナジーに関する詳細はほとんど示さず、希薄化懸念を招いた。VanEck Semiconductor ETFの下落銘柄には、NXP Semiconductors、Microchip Technology、Analog Devices、Teradyneなどが含まれた。
今回のローテーションは、半導体を今年のハイテク取引の主役にしてきた見通しに挑戦するものだ。AI支出がチップインフラに集中する中、ソフトウェア株はAIが既存の製品を押し上げるのではなく破壊するとの見方から圧力を受けてきた。金曜日の動きはその計算が変わりつつあることを示唆するが、投資家はこのローテーションが持続可能かどうかを確認するため、継続的な資金フローと今後の決算発表を注視する必要がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。