主なポイント:
- ProLogiumがSPACのTDACと38億ドルの合併契約
- 資金は全固体電池の生産拡大とフランスのギガファクトリーに投入
- 取引は2026年下半期に完了見込み、ナスダックティッカーはPRLG
主なポイント:

台湾の電池メーカーProLogium Technologyは、特別買収目的会社(SPAC)Translational Development Acquisition Corpとの38億ドルの合併によりニューヨークで上場する。これにより、第4世代全固体電池の生産拡大とフランスでのギガファクトリー建設に充てる資金を確保する。
両社は水曜日、本取引によりProLogiumはデータセンター、航空宇宙、ロボティクス、防衛などの成長市場への展開資金を得ると発表した。2006年に設立されたProLogiumは、電気自動車向けリチウムセラミック電池を製造し、2013年以来240万個以上のバッテリーセルを顧客に出荷している。
フランスのダンケルクに計画されているProLogiumのギガファクトリーの建設は今年後半に開始される見通しで、2029年第2四半期に本格的な量産と出荷が開始される予定だ。この施設は、従来のリチウムイオン電池と比較して高いエネルギー密度と優れた安全性を実現する全固体技術の商業化に向けた同社の取り組みにおける重要な一歩となる。
合併会社はナスダックにティッカーシンボルPRLGで上場し、取引は2026年下半期に完了する見込み。Cohen & Company MarketsがProLogiumのアドバイザーを務め、BTIGがTDACをアドバイスした。Crédit Agricole Corporate and Investment BankがProLogiumのプレースメントエージェントを務めた。
ProLogiumは、リチウムイオン後の未来に賭ける自動車メーカーやベンチャーキャピタルから巨額の投資を集めている全固体電池生産への資金調達として株式上場を目指す、少数の電池技術企業グループに加わる。同社が2029年の生産スケジュールを達成できるかどうかは、EVサプライチェーンの次の技術シフトを追う投資家から注目されるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。