主なポイント
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5月6日、金・銀採掘ETFが大幅に上昇し、VanEckジュニア金鉱株ETF(GDXJ)とAmplifyジュニア銀鉱株ETF(SILJ)はいずれも9%超の上げを記録しました。
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この動きは、米ドルの下落と米イラン間の停戦の可能性に関する報道が重なったことで、資金がセーフヘイブン資産(安全資産)に振り向けられたことが背景にあります。
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パフォーマンスのスナップショット:
主なポイント
5月6日、金・銀採掘ETFが大幅に上昇し、VanEckジュニア金鉱株ETF(GDXJ)とAmplifyジュニア銀鉱株ETF(SILJ)はいずれも9%超の上げを記録しました。
この動きは、米ドルの下落と米イラン間の停戦の可能性に関する報道が重なったことで、資金がセーフヘイブン資産(安全資産)に振り向けられたことが背景にあります。
パフォーマンスのスナップショット:

5月6日(水)、貴金属への買いが広がる中、金・銀採掘株は大幅に反発し、VanEck金鉱株ETF(GDX)は終値で8%近く上昇しました。
取引所のデータによると、この動きによりGDXは1年超ぶりの高値となる92.67ドルに達し、産金株に対する投資家の根強い意欲を反映しました。
銀に特化したファンドはさらに好調で、iSharesシルバー・トラスト(SLV)は6%超の上昇となりました。金属価格に対する営業レバレッジが高いジュニア・マイナー(中小型採掘業者)が上げを牽引し、VanEckジュニア金鉱株ETF(GDXJ)とAmplifyジュニア銀鉱株ETF(SILJ)はいずれも9%以上急騰しました。
この反発は、米ドルの後退と、米イラン間の停戦の可能性に関する報道を受けた原油価格の急落が背景にあります。これにより、価値の保存手段として、エネルギーから貴金属へと資本のローテーション(入れ替え)が発生した模様です。
個別株では、特に劇的な動きが見られました。パン・アメリカン・シルバーは12%超上昇し、ヘクラ・マイニングとハーモニー・ゴールドはいずれも11%超上昇しました。その他の主要な上昇銘柄には、約11%上昇したゴールド・フィールズ、9%上昇したコー・マイニング、そして6%超上昇した大手生産者のニューモント・マイニングが含まれます。
採掘業者と原資産である金属とのパフォーマンスの差は、このセクター固有の営業レバレッジを浮き彫りにしています。例えば、GDXの8%の上昇は、ベンチマークであるSPDRゴールド・シェア(GLD)の3.4%の上昇を大幅に上回りました。この増幅効果は、採掘企業の利益が、固定生産コストを上回る金属価格の変動に対して非常に敏感であるために生じます。
水曜日の反発は、貴金属市場における強力な、数年にわたる強気相場の文脈で起きています。ステート・ストリートのデータによると、金価格は2024年初頭の1オンスあたり約2,000ドルから、4,500ドル以上に上昇しています。これにより、過去1年間で金ETFに300億ドルを超える純流入がもたらされましたが、5月6日のセッション前には、3ヶ月間の流出額が合計75億ドルに達するなど、最近ではやや過熱感が和らぐ兆しも見られていました。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。