主なポイント:
- Merdeka Gold Resources、香港でのセカンダリー上場で最低5億ドルを目指す
- インドネシアの鉱山会社は香港預託証券(HDR)を発行予定
- HDRが2008年に導入されて以来、現在HKEXで取引されているのは1銘柄のみ
主なポイント:

インドネシアの金鉱山会社Merdeka Gold Resourcesが、預託証券を通じた香港セカンダリー上場により最低5億ドルの調達を計画しているとブルームバーグが報じた。最終的な調達額は金価格に連動する。
同社は香港預託証券(HDR)の発行を準備している。この商品は2008年に香港取引所(HKEX)が導入したものの、これまでほとんど普及していない。現在HDRとして取引されているのは、ファーストリテイリングの預託証券(06288.HK)1銘柄のみであり、これは日本企業の株式を裏付けとしている。
関係者の一人は、「最終的な資金調達額は金価格に依存する」と述べた。インドネシアの金鉱山会社であるMerdeka Gold Resourcesは、香港の資本市場へのアクセスを目的にセカンダリー上場を進めている。
今回の案件は、HKEXの預託証券スキームが17年にわたるほぼ休眠状態を経て、意味のある上場を誘致できるかどうかを試すものとなる。5億ドルの大型オファリングが成功すれば、Merdeka GoldはHDRメカニズムを利用する2社目、かつ圧倒的に最大の企業となり、アジアでのデュアル上場を目指す天然資源企業にとって新たなチャネルを開く可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。