マカオの5月の総賭博収益(GGR)は前年比6.7%増の226.11億MOP(マカオ・パタカ)となり、市場コンセンサスである5%増を上回った。CICC(中金公司)は、カジノ業界の再投資環境はピークを迎え、今後利益率が回復する可能性があるとし、サンズ・チャイナをセクターの最優先銘柄に選定した。
マカオの5月の総賭博収益(GGR)は前年比6.7%増の226.11億MOP(マカオ・パタカ)となり、市場コンセンサスである5%増を上回った。CICC(中金公司)は、カジノ業界の再投資環境はピークを迎え、今後利益率が回復する可能性があるとし、サンズ・チャイナをセクターの最優先銘柄に選定した。

マカオの5月の総賭博収益(GGR)は前年比6.7%増の226.11億MOPとなり、市場コンセンサスである5%増を上回った。CICC(中金公司)は、カジノ業界の再投資環境はピークを迎え、今後利益率が回復する可能性があると指摘する。
マカオ政府博彩監察協調局(Gaming Inspection and Coordination Bureau)の発表によると、5月のGGRは226.11億MOPに達し、前年同月比6.7%増、コンセンサス予想の5%増を上回った。
CICCはリサーチノートで、カジノ業界の再投資環境は極めて競争が激しく、すでにピークを迎えたと指摘。今後数四半期で利益率が回復する可能性があるとの見方を示した。同証券は業界内でサンズ・チャイナ(1928.HK)を最優先銘柄に選定した。
2026年1~5月の累計GGRは1083.79億MOPに達し、前年同期比10.9%増となった。5月の結果は、コンセンサス予想で5%増と見込まれていた市場予想を上回る内容となった。
予想を上回るデータは、パンデミック後の再開以降回復を続けるマカオのカジノ業界における持続的な需要を示している。CICCの再投資コストがピークに達したとの見解は、事業者が2026年下半期に利益率拡大を実現できる可能性を示唆する。
政府博彩監察協調局の月次報告によると、5月のGGRは前月のペースから加速した。マカオのカジノセクターは、訪問者数の着実な回復と訪問者一人当たりの支出増加の恩恵を受けている。
業界が市場シェア獲得のために積極的なマーケティング支出を行ってきた歴史を踏まえると、競争的な再投資環境がピークを迎えたとするCICCの評価は注目に値する。同社の予想通り利益率が回復すれば、サンズ・チャイナをはじめ、ウィン・マカオやギャラクシー・エンターテインメント・グループなどの事業者も収益性の改善が見込まれる。
ラスベガス・サンズ・コーポレーションのマカオ子会社であるサンズ・チャイナは、コンセッション契約の一環としてノンゲーミング事業の拡大を進めている。同社の運営施設には、ザ・ヴェネチアン・マカオ、ザ・パリジャン・マカオ、ザ・ロンドナー・マカオが含まれる。
今回のデータとアナリストの見解は、マカオカジノ株を保有する投資家にとってポジティブなシグナルとなる。投資家は6月のGGR動向と、各事業者が発表する中間決算において、利益率回復の兆候が確認されるかどうかに注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。