主なポイント
- ライフテック・サイエンティフィックは、転換社債を通じて華翊聖傑の株式96.46%を18.7億元で取得することに合意しました。
- 社債がすべて転換されると、ヒルハウス・キャピタルが同社の筆頭株主となります。
- 転換価格は2.5香港ドルで、直近の終値に対して8.23%のプレミアムが付与されています。
主なポイント

ライフテック・サイエンティフィック(Lifetech Scientific Corp.)は、医療機器メーカーである華翊聖傑(Huayi Shengjie)の株式96.46%を、全額転換社債による約18.7億元で取得することに合意しました。
同社の発表によると、この取引はライフテック・サイエンティフィックとヒルハウス・キャピタル(Hillhouse Capital)の完全子会社であるAUT-VIIとの間の法的拘束力のある枠組み合意において開示されました。
3年満期の転換社債の年利は3.5%です。初期転換価格は1株あたり2.5香港ドルで、これは同社の直近の終値2.31香港ドルを8.23%上回る水準です。
社債がすべて転換された場合、ヒルハウス・キャピタルは8.6億株の新株発行を通じて、拡大後の発行済株式総数の約15.66%を保有することになり、同社の筆頭株主となります。
今回の買収により、ライフテック・サイエンティフィックは先天性心疾患用閉鎖デバイスの有力な国内メーカーを傘下に収めることになり、医療機器分野における存在感を強化します。転換社債を利用することで、同社は買収に伴う即時の現金支出を避け、代わりにエクイティを活用しています。
投資家にとって、この取引は大手投資会社からの強い信頼感を示すものですが、将来的な株式の希薄化の可能性も示唆しています。今後の鍵となるのは、華翊聖傑が同社の非完全子会社となる本取引の完了です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。