主なポイント:
- 理想汽車、2026年6月に30,895台を納入
- 累計納入台数が創業以来1,733,687台に到達
- 新型Li L8フラッグシップSUVを発売、ドライブ・バイ・ワイヤ・シャシーを採用
主なポイント:

理想汽車(Li Auto)は6月に30,895台の車両を納入し、累計販売台数が173万台を突破した。中国のEVメーカーが激化する価格競争の中で自社の地位を守るため、先進技術を満載したフラッグシップSUVを投入した。
同社は6月23日、新型Li L8を発表した。この5人乗りフラッグシップSUVは、コネクテッド・ゼログラビティシート、800ボルト・アクティブサスペンションシステム、完全ドライブ・バイ・ワイヤ・シャシー、自社開発のMACH M100チップ、5Cレンジエクステンションシステムを搭載する。続いて7月には新型Li L6の発売が予定されている。
6月30日時点で、理想汽車は160都市に495の小売店、220都市に536のサービスセンターを運営している。充電ネットワークは4,097カ所の急速充電ステーションに拡大し、22,593基の充電スタンドを備える。バッテリー電気自動車(BEV)モデルであるLi i6は、累計生産台数が15万台を超えた。
今回の納入実績は、理想汽車が売上高の減少、マージンの低下、純損失を報告した厳しい第1四半期の後に発表された。株価はこのニュースを受けて小幅に下落し、NIOや小鵬汽車(XPeng)など同業他社の上昇とは対照的で、銘柄固有の反応を示している。アナリストはナスダック上場株に対し、中央値で16.55ドルの目標株価を設定。バークレイズの14ドルからパイパー・サンドラーの19ドルまで幅がある。
理想汽車は、BYDが支配し、NIOや小鵬汽車も新モデルを投入する中国の新エネルギー車(NEV)市場で激しい競争に直面している。同社は、先進的なシャシーとチップ技術をレンジエクステンダー型およびバッテリー電気SUVに組み込む戦略を通じて、プレミアムなファミリー向けラインナップの差別化を図っている。6月中旬時点の空売り比率は流通株数の2.28%と、中国EVメーカー間の価格競争によるマージン圧力にもかかわらず、弱気な確信は限定的であることを示唆している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。