主なポイント:
- 収益461億ドル、コンセンサスを6億3000万ドル上回る
- 調整後EPS1.58ドル、予想を1セント下回る
- クローガーは通期ガイダンスを再確認、マージン圧力に直面
主なポイント:

クローガーが発表した第1四半期の収益は461億ドルとアナリスト予想を上回った一方、調整後利益はマージン縮小によりわずかに届かなかった。
「第1四半期の業績には満足しているが、やるべきことはまだ多い」とクローガーのCEO、グレッグ・フォラン氏は述べた。
調整後Eコマース売上高は前年同期比19%増加し、同社のリテールメディア事業であるKroger Precision Marketingは20%超の利益成長を記録した。粗利益率は23%から22.7%に縮小。これは、輸送コストの上昇、卵のデフレ、計画的な価格投資が要因であり、好調な薬局ミックスとEコマース収益性の改善が一部相殺した。
クローガーは通期ガイダンスを再確認し、既存店売上高(燃料除く)の成長率を1〜2%、調整後利益を1株当たり5.10〜5.30ドルと見込んでいる。同社はフリーキャッシュフローを27億〜29億ドル、設備投資を38億〜40億ドルと予想している。
株価は木曜日に8%超下落し、ここ数カ月で最大の日次下落率を記録した。投資家らは、今年初めに就任したフォランCEOのもとでの戦略的方向性について、より明確な説明を求めた。ジェフリーズのアナリストは、目標株価74ドルで買い推奨を維持し、クローガーの戦略はより明確になりつつあると述べている。
今回の決算は、米国の食品小売業者が慎重な消費者環境を乗り切ろうとする中で発表された。インフレは5月に3年ぶりの速いペースで加速し、食料品価格は上昇傾向にある。クローガーは、ウォルマートやコストコに対抗するため、数千品目で値下げを実施しており、直接輸入やテクノロジー投資によるコスト削減でその原資を賄っている。
ガイダンスの再確認は、マージン圧力にもかかわらず経営陣が安定した需要を見込んでいることを示唆している。投資家は、価格投資が収益性をさらに損なうことなく来店客数の増加につながっているかどうかの証拠を、クローガーの次回四半期報告に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。