主なポイント:
- 知識図譜(Knowledge Atlas)が32.8%急騰、サウスバウンド純流入23億香港ドル
- KB Laminates(建滔積層板)やKingboard Holdings(建滔集団)にも本土からの買いが集中
- BABA-W(阿里巴巴)、CNOOC(中国海洋石油)、Tencent(騰訊)は純流出、資金ローテーションを示唆
主なポイント:

サウスバウンド資金は15日、知識図譜(Knowledge Atlas)に23億香港ドルを投入。メガキャップ・テクノロジー銘柄から香港上場の産業株・素材株へのローテーションが加速し、同社株は32.8%急騰した。
CLSAのアナリストは「中国のデータセンター建設支援策によりアリババ株は調整しているが、経営陣は引き続きAI市場シェアの拡大に意欲的だ」と指摘した。
知識図譜(02513.HK)には上海・香港ストックコネクト経由で7億5310万香港ドル、深圳・香港ストックコネクト経由で15億香港ドルの純流入があり、両ルートで最も活発な銘柄となった。KB Laminates(建滔積層板、01888.HK)は22.3%上昇し純流入は10億香港ドル、Kingboard Holdings(建滔集団、00148.HK)は12.7%上昇し5億3500万香港ドルの流入を記録した。サウスバウンド全体の売買代金は1173億5000万香港ドルに達したが、産業株への流入がテクノロジー大型株からの流出で相殺され、ネットフロー全体はゼロで均衡した。
このローテーションは、本土の投資家が大型テクノロジーポジションからシフトするなか、香港上場の産業株・素材株に対する確信が強まっていることを示している。アリババグループ(09988.HK)は8億5340万香港ドルの純流出、中国海洋石油(CNOOC、00883.HK)は6億5190万香港ドルの流出、騰訊控股(Tencent、00700.HK)は4億8730万香港ドルの純売り越しを記録した。知識図譜の大量出来高を伴う急騰——空売りは3億3160万香港ドルで売買代金のわずか4.1%——は、機関投資家による買い集まりを示唆しており、産業株・素材株セクター全体のリレーティングをさらに促進する可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。