主なポイント:
- マカオ6月のGGRは前年同月比12%減の185億MOP、17カ月ぶりの減少
- JPMorgan、銀河娯楽をセクターのトップピックに据え置き、オーバーウェイト評価
- 銀河の第4期プロジェクトは来年開業予定で、中期的な成長ドライバーに
主なポイント:

JPMorganは、6月のGGRが12%減の185億MOPとなり、17カ月ぶりの前年同月比減少となったことを受け、銀河娯楽をマカオギャンブルのトップピックとして据え置いた。
「市場はFIFAワールドカップがギャンブル業界に重しとなると予想していたものの、このデータは依然としてセンチメントを損なうものであり、第2四半期の収益予想に対する新たな下方修正の引き金となりかねない」とJPMorganのアナリストはリポートで述べた。
同証券の選別順位では、銀河娯楽(00027.HK)が最上位で、オーバーウェイト評価と目標株価52HKDを付与。次いでサンズ・チャイナ(01928.HK)、ウィン・マカオ(01128.HK)が続き、いずれもオーバーウェイト評価で目標株価はそれぞれ22HKD、7.5HKD。MGMチャイナ(02282.HK)とメルコ・リゾーツ&エンターテインメント(MLCO.US)はニュートラル評価で目標株価は13.2HKDおよび6USDとなっている。メルコ・インターナショナル・デベロップメント(00200.HK)とSJMホールディングス(00880.HK)はアンダーウェイト評価で、目標株価は3.5HKD、2HKD。
マカオのギャンブル株は年初来で27%下落したとJPMorganは指摘。ただし、現在の参入ポイントは依然として魅力的ではなく、セクターに対して選択的な投資戦略を維持している。17カ月続いた前年同月比での成長基調は、6月にワールドカップがマカオのカジノから観光客やギャンブル支出をそらしたことで終焉を迎えた。
銀河の第4期プロジェクトは来年の開業を予定しており、サンズ・チャイナやウィン・マカオといった同業他社に対する差別化された成長ドライバーとなり、同証券が銀河を優先する根拠となっている。シティ・リサーチは、月末に向けてコンサート主導の回復が浮上する可能性を示唆しており、銀河の第4期プロジェクトの建設進捗は、2027年に向けた重要な注目イベントである。投資家は、回復を確認すべく7月の収益データを注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。