主なポイント:
- JGB先物は東京午前の取引で0.16円下落の128.69円
- JPモルガンのストラテジストは植田総裁のタカ派的な発言が6月利上げ確率を高めたと指摘
- 10年JGB利回りは1ベーシスポイント低下の2.650%
主なポイント:

JGB先物は東京午前の取引で0.16円下落の128.69円となった。週末の米国債相場の下落と、植田和男総裁のタカ派的な発言を受けて6月の日銀利上げ観測が高まったことが背景にある。
「市場は植田総裁の最新の発言をタカ派的と解釈した」と、JPモルガン・グローバル・マーケッツ・ストラテジーの2人のメンバーはリサーチリポートで指摘。「5月27日のより慎重なトーンから、インフレに対するより強い警戒感へのシフトは小幅なサプライズとして受け止められ、日銀が利上げにますます傾いていることを示唆している」と述べた。
日本証券業協会のデータによると、第381回国債である10年JGBの利回りは1ベーシスポイント低下の2.650%となった。この動きは週末の米国債の下落を拡大するもので、JGBと米国債は連動する傾向がある。ドルは160円台近辺で推移しており、この水準は歴史的に日本当局による為替介入の引き金となってきた。
6月の利上げが実現すれば、2025年3月のマイナス金利解除以来3回目の引き上げとなり、対米金利差がさらに縮小し、円高圧力が強まる可能性がある。日銀の次回の政策決定は6月19日に予定されている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。