- JDウェザースプーンは、大幅なコスト増加により、通期の利益が市場予想をわずかに下回る可能性があると警告した。
- 4月26日までの13週間の既存店売上高は3.4%増となり、前四半期から減速した。
- 同社は賃上げや環境税により、推定6,700万ポンドの追加コストに直面している。

JDウェザースプーンPLC(LSE: JDW)は水曜日、英国のパブチェーンが売上増にもかかわらず大幅なコストインフレに直面しているため、通期の利益が予想を下回る可能性があると警告した。
ティム・マーティン会長は声明で、「ウェザースプーンを含む多くのホスピタリティ事業者が報告しているように、大幅なコスト増加があり、その結果、利益が市場予想をわずかに下回る可能性がある」と述べた。
同社は、4月26日までの13週間の既存店売上高が3.4%増加し、年初来の売上高は4.3%増加したと発表した。しかし、これは前四半期までの成長と比較すると減速を意味する。この警告は、会計年度上半期の税引前利益が32%減の2,200万ポンドに落ち込んだ後に出されたものである。
ウェザースプーンは、国民保険料の引き上げや最低賃金の引き上げによる年間推定6,000万ポンドの影響に加え、700万ポンドの環境税など、大きなコスト圧力に直面している。これらの逆風は、イラン紛争に起因するエネルギー価格の上昇やビジネスレート(事業所税)の変更など、英国のホスピタリティ業界が直面している広範な問題によってさらに悪化している。業界団体のUKホスピタリティによると、今年最初の3ヶ月間で、1日に2軒のパブが閉店している。
今回の利益警告は、売上高が着実に成長していても、マージン(利益率)の圧迫がパブ運営者にとって引き続き大きな課題であることを示している。投資家は、コスト削減策がインフレ圧力を相殺できるかどうかを確認するため、同社の通期決算を注視することになるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。