主なポイント:
- HSBCが中国自動運転株5銘柄に買い評価を付与
- PONY-Wに最高目標株価135HKドルを設定
- 中国セクターの商業化加速を理由に挙げる
主なポイント:

HSBCグローバル・インベストメント・リサーチは中国自動運転株5銘柄のカバレッジを買い推奨で開始し、PONY-Wに最高目標株価135HKドルを設定した。
「中国の自動運転セクターは、サプライチェーン全体のバリュエーションを押し上げる商業化フェーズに入っている」とHSBCグローバル・インベストメント・リサーチはリポートで述べた。
同行はPony AI Inc.(PONY-W)に135HKドル、小鵬汽車(XPeng Inc.、09868.HK)に105HKドル、文遠知行(WeRide Inc.、00800.HK)に29.6HKドルの目標株価を設定。地平線 robotics(Horizon Robotics、09660.HK)には11.5HKドル、均勝電子(Joyson Electronics、00699.HK)には21.1HKドルの目標株価を付与した。
大手銀行による協調的な買い推奨は、米国の消費者が依然として慎重なセクターへの機関投資家の買い興味を呼び起こす可能性がある。JDパワーが木曜日に発表した調査では、完全自動運転車に乗車しても快適だと感じる米国人成人は4人に1人未満だった。HSBCの中国自動運転銘柄に対する強気姿勢は、こうした慎重論とは対照的に、中国の規制支援とより速い展開スケジュールが競争優位性を生み出すとの見方に基づく。
複数の中国都市でロボタクシーサービスを展開するPony AIは、グループ内で最大の上昇余地があるとして、HSBCの最も確信度の高い銘柄に挙げられている。先進運転支援システムを全モデルラインアップに統合するEVメーカーの小鵬汽車には105HKドルの目標株価が設定された。自動運転配送および清掃車両に特化する文遠知行には29.6HKドルの目標株価が割り当てられた。
中国の自動車メーカーに自動運転チップとソフトウェアプラットフォームを提供する主要サプライヤーである地平線 roboticsには11.5HKドル、自動車安全システムと電子機器を手掛ける均勝電子には21.1HKドルの目標株価が付与された。
6月12日時点の空売りデータはこれらの銘柄に対する活発な双方向の関心を示しており、PONY-Wの空売り比率は58.5%、小鵬汽車は24.9%と、HSBCが強気に転じる中でも一部の投資家は上昇に逆張りしていることが示唆された。
株主への示唆:HSBCによるセクター全体の支持表明は、規制シグナルの変化に伴い不安定な取引が続いてきたこのグループにバリュエーションのアンカーを提供する。投資家は今後数四半期にわたるPony AIと小鵬汽車の商業展開のマイルストーンを、目標株価達成の鍵となる触媒として注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。