Key Takeaways:
- グローサリー・アウトレットの第1四半期調整後EPSは5セントで、市場予想の2セントを上回りました。
- 純売上高は前年同期比3.6%増の11.7億ドルとなり、こちらも予想を上回りました。
- 既存店売上高が1%減少したものの、同社は2026年通期の業績見通しを据え置きました。
Key Takeaways:

グローサリー・アウトレット・ホールディング(Grocery Outlet Holding Corp.)が発表した第1四半期決算は、市場予想を上回る内容となり、既存店売上高が減少したにもかかわらず、株価は時間外取引で16.4%上昇しました。
経営陣は決算発表で、「今回の結果は客足の改善傾向と、当社の強みである『出物』商品ミックスの回復に向けた進展を反映している」と強調し、価値の高いブランド商品の提供が顧客に支持されていると述べました。
同社が発表した調整後1株当たり利益(EPS)は5セント、売上高は11.7億ドルでした。これはザックス(Zacks)のコンセンサス予想である2セント、11.5億ドルをそれぞれ上回りました。しかし、客数が2.1%増加した一方で平均購入単価が3.1%減少したため、既存店売上高は1%減となりました。
株価の反応は、投資家が既存店売上のマイナスよりも、予想を上回る利益と、通期の調整後EPS見通し(45〜55セント)が据え置かれたことを重視していることを示唆しています。同社は厳しい消費環境に対応しつつ、今四半期に27店舗を閉鎖するなど、店舗網の最適化計画を進めています。
今四半期の売上総利益率は、前年同期から80ベーシスポイント(bp)低下して29.6%となりました。経営陣は、この低下のうち50bpは、最適化計画に基づく在庫評価損と店舗閉鎖費用によるものだとしています。調整後EBITDAは16.9%減の4,310万ドルとなりました。
同社は、長期的な収益性向上のため、不採算店36店舗を閉鎖するという大幅なリストラを進めています。第1四半期に27店舗、4月に残り9店舗を閉鎖し、四半期末時点の店舗数は549店舗となりました。
第2四半期について、グローサリー・アウトレットは既存店売上高が1.5%〜2%減少すると予想しています。これにはイースターの時期のずれによる約50bpのマイナス影響が含まれています。
力強い株価の反応は、投資家が既存店売上高の低調さよりも、利益の超過達成と安定した見通しを優先していることを示しています。投資家は、第2四半期決算において、客足を伸ばし商品構成を回復させる戦略が、客単価への継続的な圧力をうまく跳ね返せるかどうかに注目することになります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図したものではありません。