主なポイント:
- バークシャーは6月、Alphabetへのプライベート・プレースメントで100億ドルを投資
- Alphabetがコカ・コーラを抜き、バークシャーの第3位の株式保有銘柄に浮上
- グレッグ・アベルは第1四半期にGOOGL株を3倍に増やし、さらに積み増し
主なポイント:

グレッグ・アベル氏は、Alphabet Inc.をバークシャー・ハサウェイのポートフォリオ(3360億ドル)の中で第3位の保有銘柄に押し上げ、コカ・コーラ社を抜いた。これは、Google親会社の847億5000万ドルの増資における100億ドルのプライベート・プレースメントによるものだ。
「Alphabetは人工知能のリーダーとしての地位を確立しており、Google Cloud事業は再加速している」と、バークシャーのポートフォリオを追跡するメリーランド大学のデイビッド・カス教授(ファイナンス)は述べた。
バークシャーは第1四半期にAlphabetのクラスA株の保有数を3倍に増やし、3640万株を購入。また、クラスC株では360万株の新規ポジションを開設したことが、同社の13F提出書類で明らかになった。6月のプライベート・プレースメントでは、当時のAlphabetの市場価格からわずかにディスカウントされた価格で、両クラスの株式をそれぞれ50億ドルずつ追加取得した。
この動きは、アベル氏が12月31日にバフェット氏の後任としてCEOに就任して以来、最も積極的なポートフォリオシフトとなる。1988年からバークシャーが最も長期にわたって保有してきたコカ・コーラは第4位に後退した。バークシャーのコカ・コーラに対する簿価は1株あたり3.25ドルで、簿価ベースで年間約65%の利回りを生み出している。AlphabetのGoogle Cloudの収益は3月四半期に63%増加し、その検索エンジンはGlobalStatsによると世界のインターネットトラフィックの約90%を掌握している。
アベル氏がレガシー保有銘柄からAI主導の成長銘柄へとローテーションする姿勢は、バフェット氏が長年にわたり大型テクノロジー株を避けてきた姿勢からの転換を示している。バークシャーは第1四半期末時点で3974億ドルの現金を保有していた。投資家は8月に提出される第2四半期の13F提出書類で、さらなるポートフォリオの変化を注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。