主なポイント:
- ドル軟化を背景に、金は朝方の取引で上昇
- COMEX金はその後4,483.30ドルで取引、上げ幅縮小
- ドル安により、ドル建ての金は海外買い手にとって割安に
主なポイント:

金は朝方の取引で上昇。ドルがやや弱含んだことで、国際的な買い手にとって貴金属のコストが低下した。
「金は1オンス4,480ドル付近で下値支持を見いだしており、レジスタンスは4,555ドルとみられる」と、地金市場アナリストのマノジ・クマール・ジャイン氏は述べた。
COMEX金はインド標準時午後2時30分時点で1オンス4,483.30ドルで取引され、前日終値から36.60ドル(0.81%)下落。朝方の上昇分を削った。ドルインデックスは小幅に低下し、ドル建て商品は他通貨保有者にとって割安となった。COMEX銀は1.3%下落し、1オンス74.555ドルとなった。
金が4,480ドルを上回って維持できるかどうかは、今後の取引で試されることになる。トレーダーらはさらなるドル相場の動きや、連邦準備制度理事会(FRB)の政策経路に影響を与える可能性のある経済指標の発表を注視している。
インド市場では、24金がサラファ市場で10グラムあたり16万ルピーと横ばいで推移する一方、銀は1キログラムあたり500ルピー下落し27万2,000ルピーとなった。IBJA金999のレートは1,032ルピー下落し、10グラムあたり15万5,264ルピーとなり、国際価格の下落を反映した。
現在の水準での金価格は過去最高値から約15%低い水準にある。過去12カ月間で20%以上上昇しており、中央銀行による買い入れや地政学的な不確実性が需要を支えてきた。金価格の次の主要な触媒は米国の非農業部門雇用者数報告書となり、金利の方向性に関するさらなる手掛かりが得られる可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。