主なポイント:
- ゴールドはFRBの利上げ観測の高まりを受け、2週連続の下落に向かっている。
- 50日移動平均線が200日移動平均線に接近し、デスクロス(死の十字線)パターンが迫っている。
- 金利上昇はドルを強化し、ゴールド保有の機会費用を増大させる。
主なポイント:

ゴールドは2週連続の下落に向かっており、デスクロスパターンの接近と、年内のFRB利上げに対する市場の期待の高まりが重石となっている。
ゴールドは2週連続の下落基調にある。FRBの利上げ観測の高まりと、デスクロスパターンの接近が相場の重しとなっている。
デスクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を下回る現象であり、さらなる下振れの可能性を示唆するとInvestopediaは説明している。ゴールドの50日移動平均線は200日移動平均線に接近しており、この弱気パターンの確定が目前に迫っている。
ゴールドへの圧力は、市場参加者が2026年のFRB利上げへの賭けを強めていることに起因する。根強いインフレデータがタカ派的な政策姿勢を後押ししている。金利上昇は一般的にドルを強化し、利回りを生まない金地金の保有コストを押し上げる。米ドル指数はここ数セッションで強含んでおり、ドル建て商品にとって逆風となっている。
デスクロスが確定すれば、追加のテクニカル売りを誘発し、ゴールドの下落を加速させる可能性がある。ゴールドの次の主要なカタリストはFRBの次回政策会合であり、金利見通しに関するいかなるシグナルも短期的な価格方向性を決定づける。ゴールドは歴史的に実質金利上昇期に苦戦しており、現在の状況は2022年の売り浴びせで価格が1オンス1,700ドルを下回った時期を反映している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。