主要ポイント:
- 金は2営業日連続で下落、4,453ドルのサポートを試す
- 4月中旬高値4,889ドルからの弱気チャネルは継続
- スポット金は4,521.70ドル、24時間で1.08%安(Forbesデータ)
主要ポイント:

金は2営業日連続で下落し、4月中旬高値4,889ドルからの弱気チャネルが継続する中、7日間のレンジ下限である4,453ドルのフロアを試した。
Forbes Advisorのデータによると、COMEX金先物は火曜日、1トロイオンス当たり4,521.70ドルで引け、過去24時間で49.54ドル(1.08%)下落した。取引セッション中の安値は4,501.05ドルに達した。
この下落は、1月29日につけた史上最高値5,597.23ドルからの反落をさらに延ばすもので、金は同ピークから19.2%下落した水準にある。過去1カ月では、この貴金属は価値の3.94%を失ったが、年初来では4.79%高、6カ月間では8.60%高となっている(TwelveData調べ)。
4,453ドルの水準は、7回の取引セッションにわたって維持されてきた consolidationレンジの下限を表す。このフロアを下回れば、次なるサポートである4,400ドルへの道が開かれることになる。この水準は5月上旬に最後に試された。地政学的な不安定な状況は引き続き需要を支えているが、米ドル高とハト派的な連邦準備制度への見解が上値を抑えている。
4月16日の高値4,889ドルに端を発する弱気チャネルは、過去6週間にわたり価格を押し下げており、反発の試みはことごとくより低い高値で失敗している。金の52週レンジは3,248.98ドルから5,597.23ドルに及び、現在の価格はその帯域の中間付近に位置している。
中央銀行による買い入れは引き続き価格の下支えとなっている。世界金融危機評議会(World Gold Council)の最新の中央銀行調査によると、世界各国の機関は、進行中の貿易摩擦が続く中、ドルから分散投資するために金準備を増やしている。JPモルガンのグローバルリサーチ予測では、金は2026年半ばまでに4,000ドルに向けて上昇するとみられており、この水準は同金属がすでに500ドル以上上回っている。
他の資産と比較すると、金は過去1年間で35.11%のリターンを上げており、S&P500 ETF(SPY)の27.88%を上回る。また、5年間では137.65%のリターンで、株式の77.88%を上回っている(TwelveData調べ)。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではない。