主なポイント:
- GameStopは6月3日の取引終了後に四半期決算を発表
- 同社は20億ドルの自社株買いプログラムを発表
- 時間外取引で株価は12%急騰
主なポイント:

GameStopは6月3日の取引終了後に四半期決算と20億ドルの自社株買い計画を発表し、時間外取引で株価は12%上昇した。
「今回の自社株買いは、当社の財務状況に対する自信と、株主価値の向上へのコミットメントを示すものです」と、会長兼最高経営責任者(CEO)のライアン・コーエン氏は声明で述べた。
20億ドルの買い戻しプログラムは、直近の終値が21ドル近辺であることに基づくと、GameStopの時価総額の約10%に相当する。同社は2026年初頭時点で約90億ドルの現金および有価証券を保有しているとアナリストは推定しており、戦略的イニシアチブに資金を提供しながら買い戻しを行う余力を有している。四半期の具体的な売上高や利益の数字はまだ開示されていない。
今回の決算発表は、GameStopがコーエン氏の下で積極的な変革を追求する中で行われた。5月にはeBayへの560億ドルの買収提案が失敗に終わったが、同社はその後、オンラインマーケットプレイスの株式7.8%を取得している。GameStopの中核となる小売事業は、デジタルゲームダウンロードによる継続的な圧力に直面しており、2025年度の純売上高は前年から減少し36億3000万ドルとなったものの、純利益は4億1840万ドルに改善した。
今回の自社株買いは、GameStopがこれまで買収のための流動性確保に重点を置いてきた中での、資本配分の優先順位の転換を示すものだ。買い戻し計画は、経営陣が自社の株式を、現金ポジションや戦略的選択肢に照らして割安と見なしていることを示唆している。GameStopの空売り比率は発行済み株式数の約14%と市場データが示しており、自社株買いが弱気ポジションに圧力を加える可能性がある。
コーエン氏の報酬は依然として業績目標に連動している。1月に取締役会は、最大1億7100万株のオプションを付与する長期インセンティブ計画を承認した。このオプションは、特定のEBITDA成長率および時価総額の達成目標を満たした場合にのみ行使可能となる。この報酬体系には基本給や保証されたボーナスは含まれていない。
時間外の急騰により、GameStopの株価は23.60ドル近辺で寄り付く見通しとなり、2026年の高値を試す展開となっている。投資家は、決算説明会で買い戻しの実行スケジュールやeBay株に関する最新情報が示されるかどうかに注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。