重要ポイント:
- イーサリアムのクジラが1,735ドルで7,240万ドルのショートポジションを構築。
- ETHは1,735.80ドルで取引、0.6%上昇。買い手がサポート水準を防衛。
- 1,739ドルのレジスタンスを突破すれば、ショートスクイーズが上昇を加速させる可能性。
重要ポイント:

イーサリアムのクジラが1,735ドルで7,240万ドルのショートポジションを構築した。買い手がサポートゾーンを守る中、第2の仮想通貨に賭ける動きだ。
このポジションはArkham Intelligenceによって検出された。オンチェーンデータによると、特定のウォレットが41,700 ETHをハイパーリキッドに担保として預け入れ、ショートの証拠金としたことが示されている。
CoinGeckoのデータによると、ETHは03:00UTC時点で1,735.80ドルで取引され、前日比0.6%上昇。セッションのレンジは1,728.10ドルから1,739.00ドルだった。ETH/BTC比率は0.027に低下し、2023年初頭以来の低水準となった。一方、暗号資産市場全体の時価総額は2.21兆ドルで、24時間で1.38%上昇した。ビットコイン支配率は58.44%を維持。恐怖・強欲指数は22と、「極度の恐怖」領域に深く留まっている。テクニカル面では、RSIが53.12、MACDが3.4と、緩やかな強気のモメンタムを示唆しているものの、ストキャスティクスは82.81と買われすぎ水準に近づいている。
ETHが1,739ドルを突破した場合、ショートポジションはスクイーズに直面し、1,760ドルに向けて上昇が加速する可能性がある。しかし、1,728ドルを下回れば、弱気の賭けが裏付けられ、1,710ドル、さらには1,690ドルへの下落の扉が開くことになる。
このクジラのタイミングは注目に値する。イーサリアムのネットワークファンダメンタルズは強化されている。イーサリアム財団によると、第1四半期の月間アクティブユーザー数は53.5%増の1,320万人に達し、総トランザクション数は2億40万件に達した。しかし、ベースレイヤーのトランザクション手数料は、Fusakaアップグレードによるデータ容量拡大と、今後のGlamsterdamアップグレードによるガスリミットの3倍化を目指す動きにより、約50%減の3,990万ドルにまで減少した。中核となる開発チームは、短期的な手数料収入を意図的に犠牲にしてネットワークをスケールさせている。この戦略は将来の需要を喚起する可能性があるものの、短期的にはETHの価格変動をマクロ的な逆風にさらす結果となっている。
7,240万ドルのショートは、今四半期におけるハイパーリキッド上の単一ポジションとしては最大級のETHショートの1つとなる。買い手がETHを1,739ドル超に押し上げることができれば、ショートポジションからの強制的な買い戻しが上昇圧力を加える可能性がある。一方、それが失敗に終われば、1,690ドルの水準が次の主要な試練となる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。