主なポイント:
- デル株は火曜日に約4%上昇、2027年度第1四半期決算報告を前に
- 同社は5月28日の市場終了後に決算を発表、AIサーバー需要が焦点に
- デル株は過去12カ月で2倍以上に上昇、S&P500をアウトパフォーム
主なポイント:

デル・テクノロジーズ(Dell Technologies Inc.)の株価は火曜日に約4%上昇し、年初からの上昇基調をさらに拡大した。投資家は2027年度第1四半期決算を前にポジションを構築。AIインフラ需要の急拡大が同社株の勢いを維持できるかが試される。
「市場はデルのAIサーバー事業の好調な四半期を織り込み始めているが、株価の上昇を受けてハードルは高い」と、ニューヨークを拠点とする調査会社の株式アナリスト、サラ・リン氏は指摘する。「トップラインの数字よりも、ガイダンスが重要になるだろう」。
同社は5月28日の市場終了後に決算を発表する予定だ。ブルームバーグがまとめたコンセンサス推定によると、アナリストはデルの4月締め四半期の売上高を245億ドルと予想。AI最適化サーバーを含むインフラストラクチャ・ソリューションズ・グループ(ISG)が主要な成長ドライバーと見られている。デルのサーバー事業は、大規模言語モデルのトレーニングと実行向けのNvidia Corp.製システムへの企業支出の恩恵を受けている。
デル株は過去12カ月で2倍以上に上昇し、S&P500の14%の上昇をアウトパフォームした。同社はSuper Micro Computer Inc.やHewlett Packard Enterprise Co.と並び、AIインフラ整備の主要な受益者として浮上している。株価はフォワード利益の約18倍で取引されており、低マージンのサーバー組立事業におけるマージン圧力に対する根強い懸念を反映し、スーパー・マイクロの28倍を下回っている。
デルの見通しにかかる期待は高い。ガイダンスの引き上げは、AI関連需要が企業のパイロット段階を超えて広範な展開へと加速し続けていることを示唆する一方、予想を下回れば、すでに大きな楽観視を織り込んでいる株価に急落を引き起こす可能性がある。投資家は5月28日の決算説明会で、インフラストラクチャ・ソリューションズ・グループの利益率とAIサーバー受注のペースに関するコメントを精査することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。