主なポイント:
- 売上高は13億9000万ドルに達し、コンセンサス予想の13億6000万ドルを2.2%上回る。
- 調整後EPSは1.10ドルと、予想を1株あたり0.03ドル上回った。
- 4対1の株式分割を発表したものの、株価は時間外取引で9%下落。
主なポイント:

CrowdStrikeの第1四半期売上高は13億9000万ドルとなり、予想を3000万ドル上回ったものの、高すぎた期待を背景に株価は時間外取引で9%下落した。
「第1四半期、サイバーセキュリティとフロンティアAIの世界が衝突しました。これこそが神話(Mythos)の瞬間です」と、最高経営責任者(CEO)のジョージ・カーツ氏は決算発表で述べた。「CrowdStrikeはAIセキュリティインフラそのものであり、AI導入の成功に不可欠です。」
サイバーセキュリティ企業である同社の調整後1株当たり利益(EPS)は1.10ドルとなり、LSEGがまとめたコンセンサス予想の1.07ドルを上回った。純損益は、前年同期の1億430万ドルの純損失(1株あたり42セントの損失)から、2780万ドルの純利益(1株あたり11セント)に改善した。売上高は前年同期比26%増加した。
純新規年次経常収益(Net New ARR)は2億5580万ドルに達し、前年同期比32%増加し、予測市場が設定したレンジの中間着地となった。Falcon FlexのARRは120%以上急増して16億9000万ドルとなり、1600を超えるFlex顧客を獲得した。同社のAIDR製品は前四半期比で5倍以上に成長したとカーツ氏は述べた。
この9%の下落により、時価総額は約200億ドル消失した。これは結果を上回る期待が先行していたことを反映している。株価は下落前の終値が747.61ドルで、年初来約60%上昇しており、アナリストのコンセンサス目標株価564ドルを大きく上回っていた。
CrowdStrikeはFY27の純新規ARR成長率見通しを中間点で27.7%へと520ベーシスポイント引き上げ、第2四半期の売上高は約14億4000万ドルと予想した。これは推定値の14億3000万ドルとほぼ一致する。同社はまた、6月25日を基準日とする4対1の株式分割と、7月2日からの分割調整後の取引開始を発表した。
同社は、AnthropicのMythosのような高度なモデルがサイバー攻撃のペースを加速させる中、AIを活用した脅威検知への急増する需要の恩恵を受けているサイバーセキュリティ企業の一社である。CrowdStrikeはProject Glasswingを通じてMythosをテストしており、アイデンティティセキュリティスタートアップのSGNLとAIセキュリティスタートアップのPangeaの買収に7億4000万ドルを費やしている。
今回のガイダンス引き上げは、経営陣がAI主導の需要が勢いを維持すると見込んでいることを示唆している。投資家は、日本時間午前6時(米東部時間午後5時)からの第1四半期決算説明会で、Falcon Flexの更新率、Charlotte AIの収益化、GAAPベースの収益性への道筋に関する詳細に注目する。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。