COMEX金は1オンスあたり4,231.20ドルで1.6%のギャップ寄りとなるも、その後反落してギャップを埋め、4,165ドル近辺で引けた。
COMEX金は1オンスあたり4,231.20ドルで1.6%のギャップ寄りとなるも、その後反落してギャップを埋め、4,165ドル近辺で引けた。

COMEX金は1オンスあたり4,231.20ドルで寄り付き、前日終値から1.6%上昇したが、その後反転し、取引終了までにギャップを完全に埋めた。
COMEXの取引データによると、この寄り付きギャップは金先物において3月以来の最大の単一セッションギャップとなった。
金の取引レンジは1オンスあたり4,158.80ドルから4,231.40ドルで、出来高は16,746契約だった。セッション安値の4,158.80ドルは、4,160ドルのサポートゾーンを試す水準となった。金は4,164.60ドルで引け、前日終値の約4,165ドルから実質的に変わらずとなった。このギャップ・アンド・フィル(窓埋め)パターンにより、寄り付き時の1.6%の上昇分はすべて消失し、引値は前日清算値からの純変動率が0.1%未満となった。
4,230ドルの水準は近年のセッションでレジスタンス(抵抗線)として機能しており、金はこの水準を維持できずにいる。4,160ドルは現在、短期的なサポート(支持線)となっている。セッションの値幅72.60ドルは、寄り付き前後のボラティリティの高まりを反映しており、高値4,231.40ドルは寄り付きと同時に、安値4,158.80ドルはセッション中盤にそれぞれ記録された。
セッションの出来高は16,746契約。4,230ドルを超える寄り付き後の上昇を維持できなかったことは、高値水準では売り手が依然として活発であることを示唆している。ギャップ・アンド・フィルパターンは通常、フォロースルー的な買いの勢いが欠如していることを示しており、短期的なトレンドは中立から弱気に傾いている。
4月以降、およそ4,100ドルから4,300ドルのレンジで推移している。4,150ドルを下回って引ければ、6月の新たな安値となり、4,100ドルのサポートゾーンが焦点となる。このレンジの方向性は、金利見通しに影響を与える次回の主要な経済指標次第となるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。