中国南方航空はA株の第三者割当増資による最大150億元(約22億ドル)の資金調達を計画しており、上海証券取引所が申請を受理した。調達額のうち約105億元は46機の新規航空機の取得に、約45億元は運転資金の補充に充てられる。
中国南方航空はA株の第三者割当増資による最大150億元(約22億ドル)の資金調達を計画しており、上海証券取引所が申請を受理した。調達額のうち約105億元は46機の新規航空機の取得に、約45億元は運転資金の補充に充てられる。

中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)はA株の第三者割当増資により最大150億元(約22億ドル)を調達し、その大部分を46機の新規航空機取得に充てる計画だ。
広州に本社を置く同社は25日、特定投資家向けの増資申請が上海証券取引所に受理されたと発表した。調達資金のうち約105億元は航空機の購入に、残りの約45億元は運転資金の補充に充てられる。
今回の増資は、パンデミック後の旅行需要回復を受けて中国の航空各社が機材を拡大する動きの一環。同国最大の航空会社である中国南方航空は、エアバスやボーイングと新たなナローボディ機やワイドボディ機の発注を競合他社と共に進めており、国内線・国際線の機材近代化と輸送力増強を図っている。
今回の株式売却により既存株主の保有株は希薄化する。新株の発行数や価格は今後決定される。中国南方航空のH株は25日の香港市場で前日比1.2%安の3.39香港ドルで終了し、上海市場のA株は1%下落した。香港証券取引所における同社株の空売り比率は回転率の17.8%に達し、弱気なポジションが積み上がっていることを示している。
この第三者割当増資は、業界が燃料費高騰や中国東方航空、中国国際航空などとの激しい競争に直面する中で、中国南方航空の財務基盤を強化するものだ。投資家は、発行手続きが規制当局の審査を進む中で、価格詳細や株主承認のスケジュールに注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。