主なポイント:
- ビットコインは3.8%下落し66,600ドル、4月初旬以来の低水準
- 10xResearchは、4月のインフレ指標が予想を上回ったことを受けたETF売りが下落要因と指摘
- 水曜日のCPI発表が、ビットコインの反発かさらなる下落かの分岐点に
主なポイント:

10xResearchによると、ビットコインの2カ月ぶりの水準への下落は、企業固有の要因ではなく、4月のインフレ指標が予想を上回ったことを受けたETF売りが要因である。
ビットコインは3.8%下落し66,600ドルとなり、4月初旬以来の弱さを示した。急激なインフレ指標がETFの資金流出を誘発し、FRBの利上げ観測を強めた。
「ビットコイン軟調の主な要因は、4月の米インフレ指標が予想を上回ったことを受けたETF売りだった」と10xResearch創業者のマーカス・ティーレン氏は述べた。
この売り相場は4月から5月にかけての上昇を帳消しにし、72,000~74,000ドルのゾーンを抵抗線に転じさせた。ビットコインは現在、CoinGeckoのデータによると62,000ドル付近の重要なサポートを試している。この動きは、強い雇用統計を受けてFRBの利上げ確率がさらに高まり、投資家が株式、債券、金を売却した、より広範なリスクオフへのシフトと連動している。
反発の行方は水曜日のCPIデータ次第だとティーレン氏は述べた。弱めの結果となれば急激なリリーフラリーを引き起こす可能性がある一方、持続的なインフレが確認されればETFの流出がさらに深刻化し、ビットコインに圧力がかかり続けるだろう。
この売り相場によりビットコインは4月初旬以来の低水準に押し下げられ、4月のピーク(74,000ドル超)から10%以上下落した。Coinglassのデータによると、ビットコイン先物の建玉は減少し、資金調達率はマイナスに転じ、レバレッジを効かせたロングポジションへの需要が縮小したことを示している。The Blockが追跡するスポットビットコインETFは、6月5日までの週に3億ドル超の純流出を記録し、これは3月以来の最大の週間流出額となった。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。