主なポイント:
- バブコック・アンド・ウィルコックス(NYSE: BW)に対し、5ヶ月間にわたる証券詐欺の疑いで集団訴訟が提起されました。
- 訴状では、関連当事者であるアプライド・デジタル社との主要な発電契約について、同社が誤解を招く声明を出したと主張しています。
- この訴訟は、直近の2億ドルの増資と、第1四半期に報告された7,695万ドルの純損失を受けたものです。
主なポイント:

バブコック・アンド・ウィルコックス・エンタープライズ社(NYSE: BW)は、2025年11月5日から2026年3月11日の間に同社株を購入した投資家を代表して、連邦証券法違反を主張する集団訴訟に直面しています。
Bronstein, Gewirtz & Grossman, LLCなどの法律事務所によって提起されたこの訴訟は、B&Wが「当社の事業、運営、および見通しに関して重大な虚偽かつ誤解を招く声明」を行ったと主張しています。訴状は、B&Wの成長ストーリーの根幹であった主要な発電契約の妥当性に疑問を投げかけています。
この法的措置は、2億ドルの増資完了後に株価が12.9%下落するなど、同社にとって激動の時期に重なっています。同社はまた、売上高が2億1,441万ドルに増加したにもかかわらず、2026年第1四半期に7,695万ドルの純損失拡大を報告しました。
訴訟の中心は、B&Wの筆頭株主であるBRCグループ・ホールディングスが取引先のアプライド・デジタル社と関係があったこと、およびアプライド・デジタル社が実際にはB&Wの提供するサービスを必要としていなかったことを、同社が開示しなかったという主張です。訴状によると、これにより同社が契約から収益を認識できるかどうかに疑問が生じ、財務見通しを過大評価していたことになります。
今回の提訴は、AIデータセンター電力分野の成長プロジェクトへの資金提供や、BrightLoop技術の商用化を試みている時期に、同社の情報開示姿勢にスポットライトを当てる形となりました。増資による新規資金は、これらのプロジェクトと運転資金の需要を支えるためのものでした。
投資家にとって、この訴訟は、同社の収益性やキャッシュフローに関する既存の懸念に加え、重大な法的およびレピュテーションリスクをもたらすものです。投資家がリード・プランティフ(主導的原告)として選任されるよう裁判所に申し立てる期限は、2026年6月15日です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。