Key Takeaways:
- アドバンス・オート・パーツの第1四半期調整後EPS(1株当たり利益)は0.77ドルで、コンセンサス予想の0.39ドルを95%上回る結果となりました。
- 売上高は26.1億ドルに達し、前年同期の25.8億ドルおよび市場予想を上回りました。
- 同社は通期の業績見通しを据え置き、売上高84.9億〜85.7億ドルに対し、調整後EPS 2.40〜3.10ドルを目標としています。
Key Takeaways:

アドバンス・オート・パーツ(Advance Auto Parts Inc.、NYSE:AAP)は、第1四半期の調整後利益が1株当たり0.77ドルであったと発表しました。これはアナリストの予想をほぼ2倍上回るものであり、同社の再建計画が軌道に乗っていることを示しています。
今回の結果は予想を95.2%上回るサプライズとなり、これを受けて経営陣は通期の業績見通しを据え置きました。同社は、2026年度の調整後1株当たり利益を2.40ドルから3.10ドルの範囲、売上高を84.9億ドルから85.7億ドルの範囲と引き続き予想しています。
この自動車部品小売大手は、3月締めの四半期において売上高および利益ともに好調な結果を報告し、ウォール街の予想を軒並み上回りました。同社の株価は年初から30%上昇しており、S&P 500指数の8.6%の上昇を大きくアウトパフォームしています。
この好調な報告は、JPモルガンのアナリスト、クリストファー・ホーバース氏が小売業者にとって「不確実性が高い」と呼ぶ背景の中で発表されました。ホーバース氏は5月15日付のメモで、エネルギーコストの高騰による家計への圧迫を主な懸念材料として挙げ、アドバンス・オート・パーツの目標株価を64ドルから59ドルに引き下げ、投資判断を「ニュートラル(中立)」に据え置きました。ただし、今期は減税刺激策によってこの圧迫が一部相殺されました。
決算発表前、同株のザックス・ランクは「#3(ホールド)」であり、市場並みのパフォーマンスが予想されていました。今回の大幅な利益の上振れにより、今後数日のうちにアナリストによる業績予想の上方修正が行われる可能性があります。
業績見通しの据え置きは、昨年実施した522店舗の純閉鎖を含む店舗網の再編戦略に対し、経営陣が自信を持っていることを示唆しています。予想を上回る結果となったのは、これで4四半期連続です。投資家は、この勢いが維持できるかどうかを確認するため、第2四半期の結果を注視することになります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。